介助者(介護者)の腰痛問題

介助現場では介助者(介護する人)の腰痛が職業病として問題視されています。
介助の現場では当たり前のようになっている腰痛、実は普段の介助の方法を見直すことで驚くほど改善します。
介助職が職業病として諦めてしまうのは本当のもったいないことです。
間違った姿勢で力まかせに介助することが長い間続くことによってその負担を大きくしているのです。その結果、腰痛をはじめ、様々な身体の不調の原因になってしまいます。
接骨院の柔道整復師の先生にアドバイスしてもらうと、普段の仕事、介助中に気をつけること、それは身体の仕組みや構造を理解し、合理的な動作を行うことだそうです。

介助する際の3ポイント

骨盤の位置

介助の基本、「起こす」、「寝かせる」、「立つ」、「座る」を行う際に、介助者の骨盤を相手よりも低い位置で保って行うことです。
そすることで効率的に力が伝わり、腰への負担が少なくなります。

リラックスする

これは、良い姿勢を意識するのではなく身体の力を抜き、リラックスさせ、骨盤と腰骨がまっすぐになった状態を維持することです。こうすることで、上半身から下半身へ効果的に力が伝わり腰への負担は少なくなりますし、腰痛への根本的な予防につながります。

全身を使う

腰痛の介助者のほとんどは介助する際に身体の一部しか使っていないので負担が一点に集中することで力が効率的に発揮できずに腰痛になっています。
介助する際に、手首だけで支えたり、手の力だけで持ち上げたりしているのです。
身体全体を使って介助することで力の負担を分散させるので身体への負担も少なくなりますし筋肉バランスも良くなります。

以上のことを踏まえて介助することが今後の腰痛改善、予防につながります。具体的な動作は接骨院の先生に直接レクチャーしてもらうといいと思います。
介助者も定期的にこういった腰痛予防のための「正しい介助動作」といった講習があるといいですね。